ここ数年モヤモヤしている。

ハンドソープなどの洗剤を買ったときに、最初にボトルで買ったとき入っていた量が「240ml」だったとする。

なのに、同じ商品の詰め替え用のパックに「4回分」って書いてあるのが、容量が770mlだったりするのだ。
770/4=192.5。1回の詰め替えあたり50ml近く違う。

しょっちゅう手を洗っていると、体感一週間ぐらいでなくなる。実際は2週間ぐらいかな?

こぼれたりするの防止とかそれ以上入れると出てきにくくなるとか、詰め替え時の方が容量が少な目なことに何らかの別の理由もあるんだろうけど、どうも量をごまかされているような気がしてモヤモヤしてしまう。



もちろん成分が違うから混ざると良くないし、洗濯洗剤などだと使う量もものによって変わるから仕方がないが、別の商品は詰め替えられないのが、あんまりエコじゃないなって思ってしまう。

でも実は、同じハンドソープの香りが違う製品などは、うちでは同じ容器に詰め替えている。
メーカーは「『○○(商品名):△△の香り』以外の容器には絶対に詰め替えないでください」とか書いてたりするけど。
ハンドソープなら1回の量とかあんまり関係ないし(ヘッドを押した時に出てくる量とか実は計算されてるのかもしれんが)、そんなのまで厳密に分けていたら、容器が何個あっても足りないし、お買い得な商品は毎回違うからだ。

ハンドソープの容器は泡のだけで2個あるから、2個めを使い始めてその間に1個目を洗って乾かすことができる。(言うてまあ洗剤だし洗わないでそのまま詰めちゃう時もあります)



ネットスーパーで、ボトルに入ってるのと詰め替え用の徳用サイズのを見比べて、100gあたりの価格がボトルの方が安かったりすることがあって、本末転倒だなあと思う。

ボトルを買ったら詰め替え用もそちらを買ってもらえる可能性が高いから、最初の囲い込みが肝心だと思って頑張って値下げしているのか、詰め替え用の方がたくさん売れているから、ネットスーパーでの価格が自動的に上がっているとかなのか。



少し前に、洗濯用液体洗剤で「今までの洗剤の成分の大部分は水だから、今回の新製品は水を減らしてコンパクトに、濃くしました」みたいなことを売りにしてた商品があった気がする。
nanoxとかアタックZEROとかかな…?

同じようにちゃんと洗えるのなら、コンパクトな方が場所を取らないし、運ぶ時にも楽だから本当はそっちの方が良い。
しかし、お得かどうかを考える時に、つい単純に量で考えて、100グラム当たりの値段とかに注目して選んでしまいがち。

本当にお買い得なのかは、その洗剤は何リットル当たり何g使うのか、入ってる量で何回洗濯できるのかとかまで考えないとわからない。
もちろん好みとか体質や肌に合う合わないや、性能とかであまり差を感じない場合の話。



せっかく気に入って、多少値上がりしてもあまり深く考えずに同じ商品を使い続けようとこっちが思っていても、気がついたら製造終了していて同じものが見つからず、また探さなきゃならない時がある。

だからあまり一つの商品に依存しすぎない方が良いなと思う。