7月に入って、ふるさと納税を寄附した人に特典ポイントを付与するポータルサイトを通じた寄附の募集を禁止する発表があった。
https://www.soumu.go.jp/menu_news/kaiken/01koho01_02001360.html

賛否両論が巻き起こっているが、まずはふるさと納税の理念を思い出そうと思う。
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/policy/
 

 

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そして、私は、、、というと、実際に2009年から2011年までふるさと納税をしていた。
当時、東京や神奈川で住んでいたこともあって、
自分を大人になるまで育ててくれた地元へ感謝の気持ちで寄付をしていた。
当時は本当に地場産業絡みの返礼品しかなく、
「返礼品はいらない、な。。。」とも失礼ながら思っていた。

でも、年を追うごとに返礼品が豪華絢爛になり、
周囲でも「ふるさと納税、やってる?」が合言葉になるほど。

そして私自身も出産、子育てをしていくうえで、気づいたことがあった。
ふるさとに寄付する気持ちはもちろんあるが、
今生きていくうえで支えてくれている保育園の先生やゴミ収集してくれている方々、
水道の補修などをしてくれている人たちにも感謝の気持ちはある。
だから、翌年の住民税支払い減額のためのふるさと納税に疑問を抱いた。

何度も念を押すけれど、純粋に地方への感謝や応援の気持ちで
ふるさと納税をすることには賛成だ。

まったく知らない地域へふるさと納税をして、豪華な返礼品をいただいて、
しかもポイントまでもらえる!

見返りを求めないと行動を起こせない、ことに私は疑問を抱いている。
お得を感じられないと行動を起こせない、ことに私は憤りを感じている。

ただ、やっぱり人って自分にプラスがないと動かないのも当然だ。

バブル崩壊後の数十年と続いた日本の低迷期を思うと、
ずいぶんみんなの財布のひもが緩んだきっかけでもある。
そしてあまり知られていない市町村も、
ふるさと納税で認知されたこともあったはずだ。

物事にはいいところも、悪いところも、ある。
それを今回、(以前の泉佐野市の時もだが)総務省が微調整をしているのだろう。

 

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ほかにもいい方法が雨後のタケノコのように出てくるはずだ。
そっと見守っていこうと思う。