円安で困る人もいれば、喜ぶ企業もある。
ある人にとってはマイナスでも、ある人にとってはプラスである。
この世の中ではよくある事だ。
で、だ。そもそもの貨幣価値は、時代によって動くもの。
そこで貨幣価値について調べてみた。
(https://www.boj.or.jp/about/education/oshiete/history/j12.htm 出典:日本銀行)
昭和40年の10,000円=令和5年の24,000円(2.5倍)
そんなものなのか、他にも調べてみた。
[ハガキ](https://shouwashi.com/transition-postage.html 出典:戦後昭和史)
昭和43年は7円=令和5年は63円(9倍)
数字だけを見ると増えている。
つまり、価値が増えている。
それとも円の価値が下がっているというのか?
いや、円の価値は下がっていないはずだ。
それだけその仕事に携わっている人たちが価値を高めることに尽力し、
便利になり、それを多くの人が受け入れてきたからだ。
価値が上がることは、必然なのだ。
それを当たり前だと思って価値をなきものとしたり、
過小評価することで自分の利益だけを追い求めてきたツケが
今、円安として現れているように感じる。
これまでの失われた何十年間、
日本は自国内だけでなく、海外に対してもそう振る舞ってきたのではないか?
これからはケチをつけるのでなく、
誰にでも「ありがとう」の感謝の気持ちで接していきたいと、切に思う。