先輩のあだ名 | つぶやきブログ

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「あ、カウンター先輩だ」
「なにそれ。あだ名?」
「うん。自分で勝手につけたあだ名」
「名前の由来はなに?」
「オープンハイスクールのときにカウンターを手に持って数えてたから。両手に持ってカチカチカチカチ…って。それがすごいの。神業。『こんにちは』ってにこやかに挨拶しながら、両手でカチカチカチカチ……すごい早業なんだよ」
「なるほど。他にもあだ名つけた人いる?」
「うん、いる。バスケ部先輩とか」
「そのままだな。ていうか、いっぱいいすぎでしょ。バスケ部の人全員バスケ部先輩」
「ううん。わたしはバスケ部じゃないから、わたしにとってバスケ部と認識できる先輩はその人だけ。やっぱりオープンハイスクールの時にちょっとしゃべって、バスケ部のこといろいろ教えてもらったから」
「ううむ。他は?」
「緑ジャージ先輩」
「なにそれ?」
「そのまま。文化祭の時緑のジャージを着て校内を歩いてた人」
「外部の人? うちは全員紺色のジャージなんだから」
「いや、それがうちの学校の先輩だったから印象に残ってるんだよ。顔知ってるもん。劇の役柄だったのか、趣味なのか、何かのアトラクションだったのか謎だけど、とにかく緑だった」
「謎だ。まだ他にある?」
「先輩につけたのはそれだけ。最近は逆に、後輩から勝手なあだ名で呼ばれた。『カチャーシャ先輩』って呼びかけられて『え、わたしのこと?』って、びっくりした。たしかにその日はカチューシャつけてたけど。いつもつけてるわけじゃないのに」
「似たような子がいるんだね」
「うん。その点が一番びっくりした」