ある時期、わたしにこの問いが降りてきた。(2000年〜2006年)


「これはわたしなの?!本当にわたしなの?」


確かにわたしだ。


今まで共に生きてきた身体も思い出も心もここにある。


でも、違う。わたしが求めているのは
もっと奥にいる


もっともっと目が覚めた自分。




社会に合わせて仮面をつけて生きている自分という存在に
首を絞められ、生きることが困難になった。


安心を求めて、保証するシステムや。
買わせるために、売る戦略とか。
契約の中にある結婚とか、離婚とか。


新宿のファッションビルでアパレルをしていたこともあってか、
消費社会というこの終わらないサイクルと仕組みにどっぷり疲れ果てていた。


この歯車からどうしたら私は抜け出せるのだろと思い悩み
社会に合わせようとすればするほどに
自分の身体からも心からも
エラーが出る。


わたしが病んでいるんだと思って、
一生懸命
なぜ私はこんなにも弱いの?
かぜ私はこんなにも出来ないの?と
自分を責めていた。


いのちをすり減らしてまでも、
社会に合わせて生きようと
当時は必死だった。

じゃないと、生きる価値さえないようにすら、思ったりした。




でも、わたしはいつまで経っても
残念ながら社会的不適合者だった。



毎日朝から晩まで働き

やっとこ出来た連休に
初めてフィリピンのセブ島へ行った。


わたしが泊まったホテルはとても心地よく
なんて美しい島なのだろうと思った。

美しい飲み物を飲み、海を眺めた。



しかしそのホテルを出てみれば、
そこには裸の物乞いの親子がいた。

街はスラムだった。


わたしは愕然とした。


わたしの暮らす東京の部屋には、
まだ一度しか着ていない洋服が山のようにクローゼットから溢れ出していたことを
思い出した。


外側ばかりの美しさを身に纏っていた
自分に改めて気づき

わたしはものすごく 
自分は愚かな存在だと、
その時ひどく恥ずかしく
感じ泣いたのだった。


なにか、間違っている。
なぜ?
一体この世界には何が起こっているの?
 
病んでいたのは
この世界だったんだ、、、



裸で物乞いをする彼らがかわいそうだとか、不幸だとか
そういうことでもなくて。

満員電車に揺られて、
苦痛の中毎日仕事へ行って
いのちをすり減らした自分を癒すために
なにかを買い漁る。
そんな風にして満たしたつもりになって、
飽きたからといって物を捨てる。

そしてまた新しいものを買って
そして人は欲しいものを買うために
また働いて
ゴミが増えて。。。
人生の大切な時間が奪われていく。
地球が汚れていく。


このサイクルの中に生きてるわたしと
何もないけど楽しそうで
でも裸で物乞いして生きている人の暮らしと、、、


なんかどっちも変だよね??


って思った。



どっちも、変だ。
バランスがおかしい。

なんでこんなことになってるんだろう。。。

知れば知るほどに、、、
絶望感から始まった。

わたしの本当の人生が。


わたしは日本に帰り
とりあえず辞めることから始めた。
仕事もやめて、同居していた
婚約者とも別れて
引っ越した。


そこからバックパックひとつで
旅を始めた。


一度自分を
空っぽにしたかったのかもしれない。

旅の時間
それはまさしく脱皮だった。

脱皮するために、必要な体験だった。



高校生の時、たまたま深夜の音楽番組で
Shing02さんの脱皮という曲に出逢った。

ガスマスクをつけてラップするシンゴさんが強烈な印象として脳裏に焼き付いてる。



そうだ。あの時からきっと、
わたしの脱皮が始まっていたんだろう。

なにからの脱皮?
それは当たり前と思い込んでいた
外側に合わせた生き方からの脱皮。
そして、古いシステム
洗脳からの脱皮。


わたしのたましいで
一から生きることへの
挑戦だった。



そしてこの脱皮というテーマは今まさに
人類のテーマだとも思う。


脱皮して、目を覚そう。


本当の自分を探しにわたしは
いろんなところに行って
色んなところでわたしの魂の色を
確認してきたように思う。


わたしは誰なのか?
なぜ、生まれてきたのか?



そしてそこにはいつも
〜音〜という導きがあった。


音は未来から来てる。
過去からも来てる。
銀河からも来ている。
地球からも聞こえてくる。


次元を超えて
時空を越えてくるのが音だ。

そして今のあなたに問いかける。
そしてあなたを導いている。


あなたの魂が欲する音に耳を澄まそう。


全て一度忘れて産まれてきて
深く深く眠らせられた 私たちの種は
今大きく目覚める時に来ています。

テレビを消して、さあ寝ましょう。

ではなく、

テレビを捨てて、さあ目覚めましょう!
なんだよね〜  笑


この世界を支配している存在は
気づかれたくないんだ。

あなたが本当は
素晴らしいいのちだってこと。


でもわたしは知ってるよ!
あなたも、本当は知ってるんだ。


あなたは素晴らしい
最愛の命だってこと。


宇宙に祝福されて
生まれてきてる大切な存在だってこと。


どんなことがあっても、

これだけは
忘れないで。




あなたは素晴らしい
この世界で唯一無二の
奇跡の生命なんだってこと。




空色カミュでした❤️







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