明けましておめでとうございます。

私が住む青森は、

久しぶりに大雪の年明けとなりました。

 

2021年と1月のテーマとしたい

TAO(トゥリーエンジェルオラクル)カードを

ひいてみました。

皆様にとって何かの指針になれたら嬉しいです。

 

================

2021年のテーマとしたいTAOカードは

Scotspine(スコッツパイン)です。

 

粘り強さと忍耐力、疲れを知らぬ持久力には

勇気がいる

献身の炎の中に、一切の懐疑は霧散し

ほとばしる生命の命は高まります

精霊の戦士は、ひたむきな心をもち

自己を遥かに超えた

大いなる目的のために仕えるのです。

 

Persistence and patience

Stamina needs courage

Doubt evaporates in the fire of devotion

And the streaming life-force swells

The spiritual warrior has a single mind

And serves a purpose

Far greater than the self.

 

 

 

スコッツパインはマツ科の樹木。

寒いところから暖かいところまで、

また海沿いの土地でも生えることができる

パイオニアの木です。

 

生育環境を選ばず、

そこで力強く、天高く伸びる姿は

忍耐強さや、屈強さをイメージします。

 

どんなところでも

ひたむきに、その目的に向かって

すすむこと。

それは自分の力を信じているからこそ

できることなのかもしれません。

 

2021年は、昨年に引き続き

世界情勢が大きく変わる可能性があります。

ですが、

どんな場所でも、

自分の目的を忘れずにいることが

大切になるように思います。

 

================

そして、

1月のテーマとしたいTAOカードは、Elm(エルム)です。

 

動物たちがいなければ孤独で死んでしまうでしょう

先祖の存在がなかったら、根を失って滅んでしまう

エルムの天使がいなければ、未来を失うことになる

目を覚まし、耳を傾けなさい

立ち上がって大きな声で語りなさい

死にゆくものは自分だけの声を聴き

生きるものは調和して合唱する

 

Without animals you die of loneliness

Without ancestors you die rootless

Wothout us,you die without a future.

Wake up and speak out!

Wake up and speak out!

The dying only hear their own voice

But the living sing in chorus.

 

 

エルムは、

日本ではハルニレやアキニレの仲間にあたります。

かつてヨーロッパからアメリカで「オランダニレ病」が

流行し、エルムが大量に枯死したことがありました。

(今の日本でいうナラ枯れ病に近い病気です)

TAOカード創始者は、この社会現象を

コミュニケーションの枯渇ととらえました。

インターネットの普及により

直接会わなくても解決してしまう世の中に、

対話の大切さ、

自分の考えを恐れずに表現する重要性を

エルムは訴えているのではないか、と。

外側の社会でおこっていることは、

内側のわたしたちの問題そのもの、

といいます。

 

この考えには

賛否両論あると思いますが、

エルムが古来から人間の暮らしに

とても深くかかわっていたことを考えると、

人間界と自然界の断絶ともとることができ、

作者のとらえかたも納得できます。

 

繋がりを大事にする、

そのために相手の云うことを聞き

自分の声を届ける。

そして次につなげる。

 

そんな基本的なことが、

コロナ渦だからこそ、

意識すべきことなのかもしれません。

 

いかがだったでしょうか?

素敵な1年と1月になりますように。