先週行ってきた沖縄の旅で出会った樹木たち。

色んな樹木たちと会うことが出来ましたが、

その中から特にお気に入りのもの達を。

特に印象的だったのは、「世名城のガジュマル」。


今回沖縄の巨樹には沢山会えませんでしたが、

このガジュマルが代表してスペシャルな時間をつくってくれました。

この木の周囲を流れるゆっくりとした時間。

気根に触れながら、しばし一緒に時間を共有させてもらいました。

実かな?と思って撮影したのは花だったようです。(花嚢かのう)


クワ科でイチジクの花と同じなのですね。


そして、国指定天然記念物の首里城の大アカギ、、、

の近くにあったアカギ。赤い樹皮がとても綺麗でした。迫力ー!



うろに入って願い事をすると叶うと言われている大アカギは衰弱がひどく、

柵がはられて遠くからみるようになっていました。

看板には遠くからひとつ願い事をしてください、、、と。

弱っているのに、願い事をかなえてもらおうとする人。

なんだか申し訳なくなります。


気を取り直して。

今回一番好きになってしまったヒカゲヘゴ。

樹木ではないですが、木生シダということで特別紹介させていただきます♡


ジュラシックパークに迷い込んだような迫力ある風貌なのに

美味しくって、しかも芽吹きはとてもかわいらしい姿。

戦後、食糧難の沖縄の人達を救ったエピソードをきいて

ますます好きになってしまいました。


ヒカゲヘゴにちょっと似ている?

ソテツの芽も綺麗です。



沖縄の3月は、本州の5~6月と同じようです。

お花もあちこちで咲いていました。

エゴノキの花です。本州のより大きくてびっくりです。


イチゴの花も咲いていました。

これはホウロクイチゴ。


他にもリュウキュウイチゴ、リュウキュウバライチゴが咲いていました。

やはりどれも大きい花でした。


沖縄の海岸では当たり前のようにいたクサトベラ。

柔らかそうな黄緑色が好きになってしまいました。



同じく海岸沿いでよくみかけるトベラもシャリンバイも沖縄ではちょっと違った雰囲気。
トベラも花を咲かせていました。



街中でみかけたシマトネリコ。

最近関東でも街路樹でよく使われていますが、

やはり沖縄が分布地だからでしょうか。

なんだかイキイキしてみえます。




最後に、、、行ってみたかった備瀬のフクギ並木。


300年以上の歴史ある防風林。

地元の人がおっしゃるには、フクギが中国から来て最初に植えられた場所が備瀬なのだとか。

沢山の観光客が訪れてもいまだゆったりとした時間が流れている素晴らしい並木でした。

土地と樹木と人が作ってきた重みを感じました。



沖縄の樹木達は太陽をめいっぱいに浴びてのびのび元気いっぱい。

そのエネルギッシュな出会いに、未だ影響され続けています(笑)

まだまだ紹介したい樹木達とのことが沢山~!!


が、青森の自然の魅力を伝えられる春も到来しようとしている!

ということで、この情熱を一旦休息させて、、、


おまたせしました♪(またせっぱなしでごめんなさい。。。)

次回からは、4月からのメニューお知らせです。




3月森のお散歩会は今週末に開催です♪


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森のお散歩会 ~冬芽バージョン~

【日時】平成28年3月19日(土) 10時半~12時半

【場所】浅虫温泉森林公園

(浅虫温泉駅から徒歩20分、浅虫水族館隣)

※トイレ前の駐車場に集合。
※電車をご利用の方はご連絡ください。
(10時に駅→公園送迎します。)

【定員】 7名

【参加費】 2,000円(ハーブティー付き)
※お子様の参加の場合は1,000円

【内容】
・浅虫温泉森林公園の説明
・体ほぐし
・冬芽観察
・お茶タイム
・樹木のカードによるメッセージ

【持ち物・服装】
・防寒着・長靴・帽子・手袋等屋外で歩ける服装。(※)
・着替え、ホッカイロ等寒さ対策。
・荷物を持つ場合は、リュック等両手が自由になるもの。


参加希望の方は、kamuyname@gmail.com

チキサニの森 きょうこまで。


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