
ネット社会で便利・不便になったと思うことは?
「生きること」
生成AIと考えてみました
🌊 第1の波:Webの誕生と「ネット市民」の誕生(1990年代)
💡 光
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情報へのアクセス自由化:辞書を引かなくても大丈夫。
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電子商取引(EC)の基礎: 外に行かなくても物が買える時代へ。
🌑 影
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インターネット詐欺・不正アクセスの増加: 多くの人がインターネットを使うようになったことで、他人のパスワードを不正に入手したり、システムに侵入したりする犯罪行為が増え始めました。これを受け、日本では「不正アクセス禁止法(1999年成立)」が作られました。
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高すぎる接続コストと格差: 普及初期は接続サービスが高額で、一部の地域や裕福な家庭しか使えず、情報格差(デジタル・ディバイド)が生まれました。
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公序良俗に反する情報: 匿名性が高いため、Webサイトや掲示板などで、誹謗中傷や不適切な情報が拡散される問題が顕在化しました。
🚀 第2の波:ブロードバンドとコンテンツ爆発(2000年代)
💡 光
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動画・リッチコンテンツの普及: テレビ時代の終焉か❓
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ソーシャル・コネクション: 新たな交流が爆誕。
🌑 影
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著作権侵害の深刻化: 大容量のデータを高速で送れるようになったことで、映画や音楽などの著作物を無断でアップロード・ダウンロードする行為が爆発的に増え、権利者にとって大きな問題となりました。
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SNSいじめ・炎上の深刻化: SNSが普及するにつれ、匿名や顔が見えない環境での誹謗中傷、ネットいじめ、集団による「炎上」といった、精神的な被害をもたらす問題が深刻化しました。
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依存症の懸念: インターネットやオンラインゲームに没頭しすぎることによる、生活への影響(依存症)が社会的な問題として認識され始めました。
📱 第3の波:スマホといつでもどこでもネット(2010年代~現在)
💡 光
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真の「いつでもどこでも」接続: スマホさえあればどこでも繋がる。
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生活の効率化: スマホさえあれば何でもできる。
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AIによる新しい可能性: 会話だけですべてが終わる。
🌑 影
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フェイクニュースと情報操作: SNSや動画サイトを通じて、意図的な誤情報やデマ(フェイクニュース)が瞬時に拡散され、社会の分断や混乱を招くケースが増加しました。
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プライバシーとデータ独占: 一部の巨大IT企業(プラットフォーマー)が、私たちの行動データを大量に集めることで、市場を独占し、個人のプライバシー侵害のリスクが高まっています。
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サイバー攻撃の高度化: サービスが複雑化・高度化するにつれて、個人情報流出を狙った大規模なハッキングや、国家レベルのサイバー戦争のリスクも増大しています。
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デジタル・デバイドの再燃: 高齢者など、スマートフォンや最新技術の利用が難しい人々が、行政サービスや日常生活で不利益を被るという、新たな情報格差(デジタル・デバイド)が生まれています。
このように、インターネットの歴史は、「便利さ」と「新たな課題」が常にセットで進んできた歴史とも言えます。
インターネットは人類が作り出した「鏡」です。その鏡に映る問題は、技術そのものの欠陥ではなく、それをどう使うかという私たち人間の課題であると言えます。
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