出目浜錦(竜眼浜錦)(浜出目金) | 金魚の都

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【作出国】
日本

【色・柄】
素赤・更紗・白

【鱗構成】
パール鱗性

【由来】
香港から輸入した高頭パールを基にして作られた浜錦の出目バージョンです。浜錦から突然変異してできました。
竜眼浜錦、浜出目金とも呼ばれているようです。

【特徴】
浜錦のパール鱗性と頭部の2つに割れた瘤、そして突出した眼です。

【飼育上の留意点】
パール鱗は立体的になっているため、普通の鱗に比べて、飾り物などに引っ掛けて剥がれる恐れがあります。鱗は剥がれると、元の状態には戻りません。
また、水質の悪化や、水温の低い時期に、鱗や皮膚が充血しやすいので注意が必要です。

【その他】
出目浜錦の元である浜錦については、諸説あります。
例えば、鱗を普通鱗性とする書籍もあれば、パール鱗性とするところもあり、また、作出過程についても、水泡眼との交配でできたとの情報もあります。

今回記載させていただいたのは、香港から高頭パールを輸入して、作出者の渡辺茂夫氏とともに浜錦の作出に取り組んだ、故人清水徹二氏の会社である清水金魚さんのブログの情報を基にしています。
「清水金魚さんのブログ」⇒http://goldfish.hamazo.tv/e3892490.html

そちらには浜錦の特徴をパール鱗性、そして作出過程で水泡眼と交配させていないことが書かれています。
ただ、元となった高頭パールは、当時まだ固定され切っていない品種であったため、高頭パールの作出にあたって、水泡眼との交配があったのかもしれない、とのことです。 

【飼育した感想など】(あくまでも個人の体験を元にしております)
丸っこい体をしている割に転覆することもなく、飼育しやすい金魚です。
小さいときはそれほどでもありませんが、大きく成長するとパール鱗がとても綺麗でほれぼれします(好き嫌いはあると思いますが)
現在、素赤、更紗、白と我が家にはいますが、白は本当にきれいですね。
浜錦に比べて、出目である分顔がコミカルで余計に気に入っています。

 
 



 
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