ピンポンパールはなぜ飼育が難しい? | 金魚の都

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形がユニークで、泳ぎ方がとてもかわいらしいことから、人気が高いピンポンパール。

しかし、とても飼育が難しい印象があります。

ということで、いろいろ調べて、ピンポンパールの特性をまとめてみました。

(1)体が特殊な形をしているため、泳ぎ方が下手で、水流が強い状態だとすぐに疲労して弱ってしまう。
➡水流の発生が少ないスポンジフィルターがいいとの情報がありますね。ただ、それなりに水流があって、水が循環しないと、(2)のために必要となるヒーターがうまく機能しないように思います。

(2)東南アジア(マレーシアやタイ)からの輸入品が多く、日本の寒すぎる気候に対応できない。
➡ピンポンパールの作出国は東南アジアで、日本で今売られているものの多くも東南アジアからの輸入品です。熱帯気候で平均気温25℃以上の地域で作られているため、25~30℃の水温が必要なんです。
冬場はヒーターが必須ですね。

(3)とても繊細で、水質に敏感。
➡病気の症状はなにも見当たらないのに、買ってきて一週間ぐらいすると突然元気が亡くなって、バタバタと死んでしまうことが多い印象です。つまり、他の金魚よりこまめな換水が必要と思われます。

とどめは、今年の金魚日本一大会パールの部において、ピンポンパールで敢闘賞2位を獲得した金魚屋のご主人の言葉。

「ピンポンパールはほんま難しい。どないもこないもでけへん。これだけはほんまに難しい魚です」

う~ん、心が折れそうです。

次回はこれらに対しての対策を考えたいと思います。
  
  
 「第21回金魚日本一大会にて撮影」

こんなに大きく育てるにはどうしたらいいのやら・・・・。