今回は目黒最古の神社と言われる、大鳥神社のご紹介ですニコニコ



主祭神に日本武尊(やまとたけるのみこと)、相殿に国常立尊(くにのとこたちのみこと)・弟橘姫尊(おとたちばなひめのみこと)をお祀りされています。


景行天皇の御世にこの地に国常立尊を祀った(大鳥神社)がありました。

景行天皇の皇子であった日本武尊は天皇の命令で熊襲と蝦夷を平定しましたが、その東夷平定の折にこの社に立ち寄られて東夷を平定できるよう、祈願をされたそうです。

また、部下の目の病についての治癒祈願をしたところその目も癒え、剣を持って再び働くことができるようになったので、盲神と称えて手握剣をこの社に奉りました。

この剣が天武雲剣(あめのたけぐものつるぎ)と言う大鳥神社のご神宝になっている、とのことです😲✨

毎年9月9日に1番近い日曜日が例祭ですが、その時に太々神楽の剣舞が奉奏されているそうです。

そして、最も古いと言われる長禄の江戸図(室町時代)には九つの社しか記載されていませんが、大鳥神社は「鳥明神」と記載されており、江戸九社のひとつに数えられています!
立派な提灯が印象的でした。
消防団の第ニ団、第八団の境目にあるので、その両方の消防団から奉納していただいたものだそうですニコニコ

授与所には、権禰宜の山田さんがいらっしゃいました!

山田さんは社会人経験を得てから大学で神職の資格を取り、こちらの神社に奉職されました。


山田さんは以前の仕事のスキルを活かして、大鳥神社の美しい由緒書を6パターンも作っていらっしゃいましたびっくり

それぞれに大鳥神社の「よもやま話」が載っています。

御朱印を受けている間の手持ち無沙汰の時間に読んでもらえれば、とお作りになったそうですニコニコ

6パターンあるよもやま話のうち、どれをいただけるかは、お楽しみに音譜

ご自身のスキルを活かして神社でご奉仕ができるなんて素晴らしいですね!良いアイデアを形にできる神社であることにも感動しましたお願い


境内には目黒稲荷神社もあります。


倉稲魂命(うかのみたまのみこと)、素戔嗚尊(すさのおのみこと)、火産巣火神(ほむすひのかみ)、水速女命(みつはのめのみこと)の四柱がお祀りされています。


空襲の戦火を耐えぬき、東京最古ともいわれる大銀杏は、熱心な町民の運動により献木されたそうです。

櫛塚です。

全国美容週間実行委員会から奉納され、

9月4日には櫛供養が行われるそうです。


長い髪には霊力が宿ると言われていましたが、その髪をすく櫛は「奇し」「霊(くし)」が語源という説があります。


こちらはぜひともご覧になっていただきたい、切支丹灯篭です。

肥前島原藩主松平主殿守の下屋敷で密かに祀られていたもので、灯篭の竿石の下の方に、仏像のように偽装したキリストの像が刻まれています。


キリスト教弾圧や迫害が厳しかった寛永・正保・慶安の頃から江戸中期にかけて作られたものだそうです。


当時、命懸けで信仰を捨てなかった人々の、真っ直ぐで敬虔な想いを直に感じられる素晴らしい遺物だと思います。


大鳥神社といえば、11月の酉の日に開催される酉の市です爆笑‼️

(HPから写真をお借りしました)


目黒大鳥神社の酉の市は、浅草の酉の市と並び、江戸時代から行われてきました。


令和3年の酉の日は11月9日、11月21日です。

神楽殿では、太々神楽、熊手の舞消防団の木遣りが奉納されるそうですびっくり


見どころがたくさんある目黒大鳥神社は、目黒駅からバスも出ていますし、徒歩でも駅から10〜15分ほどでした。


ここからまた10分ほど歩くと目黒不動尊(瀧泉寺)にも行けますよニコニコ