日曜日、チームの練習だった
なんだかみんなやる気が無い感じだ
もう試合が無いからなのかそれとも…
誰も何も言わないけどなんとなく変な感じだった
練習が終わると村上コーチが僕の所に来た
「空は中学ではどーするんだ?どこかクラブチームが決まってるのか?」
と聞いて来た
「ケースケもダイスケも県内で1、2を争うチームに一緒に決まってるんだぞ。空も考えないとだぞ。」
僕がクラブチームに?
ほとんど試合にも出てなかったのに?
先の事なんて考えて無かった僕は不思議な感じだった
「空も一緒に来いよ。ハルとリクも一緒だぜ。」
ダイスケが話に交ざって来た
「僕がそのメンバーと一緒に?」
僕は思わず笑ってしまった
するとダイスケが
「真面目に言ってんだぞ。俺もケースケも空の事買ってるんだ。」
と少し怒って言った
「さすがに自信無いよ。でもありがとう。」
僕がそう言うとダイスケは少し不満そうだったが納得して帰って行った
「俺の知り合いのチーム知ってるよな?そこのジュニアユースが少し前に出来てまだ中学2年生までしかいないんだけどこれから間違いなく強くなるって言われてるチームだ。空にピッタリだと思うんだけどな。まぁ考えてみな。」
そう言って帰って行った
家に帰り父さんと母さんに話してみると2人とも自分の好きにしなさいと言ってくれた
部屋で1人悩んでいた
僕は本当にサッカーが好きなのか?
ダイスケやケースケはサッカーが好きなのが良く分かる
僕はみんなでやるサッカーは本当に楽しい
でも他のチームに行ったらどーなんだろう?
そんな事を考えていると父さんが部屋に来て
「さっき言ってたチームのセレクション来週だったから申込みしといたぞ。」
と言ってきた
「とりあえず受けてみて受かったらまた考えればいーじゃないか?」
そー言って部屋を出ていった
父さんのせっかちな行動でなんだか悩んでいるのがバカバカしくなって気持ちが楽になりこの日はベッドに入った