以前、物忘れが激しくなったことが気になる、ということを書きました。
その後も治まる気配が見えず、原因についてあれこれ考えていました。
そして最近、その原因が分かった気がします。
ズバリそれは、「頭の中が病気に支配されている」ことです。
つまり、私の関心が病気のことに集中していることが原因のようなのです。
というのも、薬を飲んだか忘れてしまっても、薬を飲み忘れたことはないのです。
同じくインスリン注射を忘れたこともありません。
なのに、他のいろいろなことはすぐに忘れてしまうのです。
実はこのところ、仕事でも何度かポカをやらかしてしまいました。
逆に、発病後でも仕事に集中できているときは、血糖値のことはあまり気にならず、血糖測定の頻度も極端に落ちます(測り忘れてしまうのです)。もちろんその時期は仕事のミスはなしです。
というわけで、結局、自分の意識がどこに集中しているかによる、ということで、さらによく考えてみると、「私は、同時に複数のことに気を配ることができない頭の悪いヤツ」ということでした。
自分では以前に比べてだいぶ病気を受け入れられたと思っていましたが、これでは全然ダメですね。完全に病気に支配されています。
早く「病気は人生の一部」と思って、自然に病気と向き合うことができるようになりたいです。