なぜか今週に入ってから高血糖ぎみの毎日です。
セイブル導入後、けっこううまくいっている感じだったので油断してました食べすぎたりはしてませんが…。
食後の血糖値は気になっていたのでちょこちょこ測っていたのですが、食前、特に朝の測定は10日ぶりぐらいでした。
月曜日の朝、「たまには測ってみるか~」と測定してみたところ、124で「おや?」っと。
それまではたいてい2ケタだったので、いつもより高めでした。
だからといっても、「高血糖」というわけでもないし、「ま、こんな日もあるかな。」くらいに思っていました。
でも、そういえば前の晩も食後が189といつもより高めだったし…となんとなく気になっていて、次に昼食後に測定したら201。
およよ?
セイブルさん、効いてない?しかも、ご飯、いつもは100g食べるところを、70gしか食べてませんよ?
(おかずは豚の生姜焼き60gがメイン)
そして夕食後2時間で179。うーむ。
さらには就寝前(夕食後4時間半)が168。
えーっ!
2時間半で10ぐらいしか下がってないじゃないのー。
ノボラピッド30ミックスさん、効いてない?
(というか、途中で仕事放棄しました?)
…と、こんな感じで始まって、その後ずっと
起床時 120ちょい
昼食後 220ぐらい
夕食後 180くらい
就寝前 170前後
が続いています。
お昼のセイブルもきちんと飲んでるし、夜のインスリンも2単位増やしたんですが…。
すごーく不安です。
季節によっても、体調によっても、血糖値は変化するというのは分かっているのですが、やはりとっさには「私のβ細胞、また減り始めたのかしら?」と思ってしまいました。
SPIDDMの「緩徐進行」って、けっこう怖いです。ゆっくり、じわじわ、真綿で首を絞められるような…。
『山月記』の主人公が、「だんだん意識が虎に近づいていくのが本当に恐ろしい。」というようなことを言っていたけど、分かる気がします。
それと、『アルジャーノンに花束を』を読んだとき、主人公の知能がだんだん元に戻っていってしまう過程で、日記にひらがなが徐々に増えていくのが本当に怖かったことも思い出しました。
…なんてことを考えていた夕べ、スカパーで映画『レナードの朝』を観ました。
観た後は複雑な気持ちでした。
やはりだんだん薬が効かなくなる過程は見ていてツラかったけど、ある程度普通に暮らしている自分は幸せだとも思えました。
まぁ、やはりもっともっと苦しんでいる人はたくさんいるのだから、この程度でガタガタ言っているなんて、甘えすぎですね。
また前向きにコントロールを工夫してみます。