幕末の漢方医尾台榕堂は新潟県十日町市出身です。漢方医で知らない人はいませんが、一般にはあまり知られていません。第14代将軍徳川家茂の侍医を務めながら町医者として江戸市民の健康を守るためにその生涯を捧げました。その魅力ある人柄と事績がわかるマンガ「尾台榕堂物語」が十日町市の榕堂会から発刊されています。是非皆様に読んでいただきたいと思います。ご入用の方は下記ホームページにてお申し込みください。(1冊1000円 〒210円)

http://www.neptune.jstar.ne.jp/~youdo/



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尾台榕堂顕彰会の指定講演が決定いたしました。どの演題も興味深いものばかりです。


尾台榕堂の著書と遺墨
 
小曽戸洋(日本医史学会理事長)
  座長:天野陽介(東亜医学協会)
尾台榕堂住居跡碑完成までの道のり
 
吉村重敏(十日町市市議会議員)
  座長:庄子 昇(前徳島文理大学教授)
尾台榕堂と浅田宗伯の交流模様
 
渡辺浩二(渡辺産婦人科)
  座長:田渕絵美(田渕内科)

      新富義侯(三慶医院)


昼休みには参加者全員で尾台榕堂住居跡碑前(会場から徒歩5分)で記念写真を撮影する予定です。一人で参加しても必ず漢方を愛する仲間が出来る、そんな会を目指しています。職種を問わず是非ご参加ください。


お問い合わせ先

尾台榕堂顕彰会事務局

くわたに内科  担当 院長 桒谷圭二(くわたにけいじ)

ks9wata2@oct-net.ne.jp



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尾台榕堂顕彰会は10月26日(日)10時~15時までの日程で東京八重洲ホール201で行われます。特別講演は花輪壽彦会長の


「尾台榕堂先生と方伎雑誌」


に決まりました。尾台榕堂の著作は多数ありますが、尾台榕堂の死後発刊された『方技雑誌』は尾台榕堂の医学に対する態度、臨床の集大成であり私も今からどのようなお話が聞けるか楽しみにしています。尾台榕堂をよく知らない方でも漢方を愛する方なら職業を問わずどなたの参加も大歓迎です。現在も医師、薬剤師、鍼灸師のみでなく漢方に関係ない一般の方からの問い合わせも多数いただいております。皆様の御出席をお待ちしています。



第1回尾台榕堂顕彰会開催


日時 平成26年10月26日(日)

場所 東京八重洲ホール アクセス

時間 10時~15時(予定)

会長 北里大学東洋医学研究所所長 花輪壽彦


尾台榕堂関連 一般演題 3演題

会長特別講演 


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漢方の入門書などでも漢方の歴史については触れられている。しかし大まかな流れを含めて見開き2ページほどで、人物について詳しく解説した本は少ない。尾台榕堂顕彰会がお勧めする漢方の歴史を学ぶ本は小曽戸洋著の
漢方の歴史―中国・日本の伝統医学 (あじあブックス)/大修館書店
¥1,728
Amazon.co.jp

である。この本は比較的安価で薄く2時間ほどでざっと読める。先哲についても簡単な解説があり、まずはのとっかかりとしては最適と思われる。漢方は伝統医学であり臨床能力を上げるために歴史の勉強は必須である。現代医学の中の解釈で漢方を使用することは勿論意義があるが、それでは漢方の魅力の半分も発揮できない。やはり数千年の経験則を土台として使用した方が臨床的に深みを増すのは当たり前である。漢方の臨床に携わる多くの方に是非漢方の歴史を学んで欲しいと思う。



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漢方を学び始めた時に助言してくれる良い師匠がそばにいてくれれば幸いである。しかしながらすべての漢方を学び始めた者がその機会に恵まれているわけではない。そんなときにぜひ手に取ってほしい名著が黒川達郎の『漢方修行日記』

漢方修行日記/たにぐち書店
¥3,240
Amazon.co.jp


である。この著書は著者の修行風景と漢方習得過程を活写した本だが時に随筆風であり、小説風であるが漢方修行に大切な心構えや漢方知識が随所にちりばめられた名著である。私もこの本から多くの漢方習得方法を学んだ。特に毎日漢方関連の古典を読むことは欠かしていない。あるジャズ歌手が


呼吸をするのが当たり前のように練習をやらない日はない


と言ったように漢方の実力アップは毎日の鍛錬の賜である。この地味な作業をずっと続けていくためにそばにぜひこの本を置いて一緒に頑張っていって欲しいと思う。


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