医者の忙しさを表すことわざに
琵琶が黄色くなると医者は忙しい、橘子(みかん)が黄色になると医者は隠れる
文字通り解釈すると琵琶が黄色くなる夏に医者は忙しくミカンが黄色くなる冬は暇になるという意味になる。江戸時代はどういう疾患が多かったかは不明だが今とは逆で冬の方が患者が少なかったらしい。このことわざと尾台榕堂と何の関係があるのか?それは著書名と関係している。その著書の名は
橘黄医談
である。つまり「みかんが黄色の頃の医者が語る医療の話」となる。勿論尾台榕堂の医院は相当に繁盛していたわけであり、「橘黄」ではなかったわけであるが当時は若干謙遜することが美徳と考えられた時代であったらしい。ちなみにこの橘黄医談が尾台榕堂の著作第1号である。
ことわざ東洋医学 山本徳子 医道の日本社を参考にして書いた記事です。
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