今日はこの本。
何度か
取り上げている作者さんですが
元介護職員。
取材ではなく
経験なので
本当に「リアル」です。
老人ホームの一日、
そのスケジュールの裏には
職員の「都合」があります。
なぜ朝早くから
起こされるのか、
お風呂は日中なのか、
朝10時に
お茶の時間があるのか。
でも
作者のいうとおり
仕方がないねん。
ホームに入ったら
あなたは多数の中の1人。
あなただけを
特別扱いする余裕は
介護施設にはありません。
働いている人の
スケジュールに合わせて
生活するしかないんです。
完全自立の施設は別ですけど
それはまあ
「介護」施設じゃないよね。
施設に入れば
食事や排せつの心配はなくなり
ある程度の安全が保障される。
「何を食べるか」
「買い物をどうするか」
などの悩みからも
解放されると同時に
「悩む自由」を失うのです。
何かを得るということは
何かを失うということ。
入所を考えている方には
ぜひおすすめしたい1冊です。
「解決したい」何かがないなら
老人ホーム、
入らないほうがいいですよ。
(解決したいことがあるなら
つまり、
介護に困っているなら
老人ホーム、
全力でお勧めします)
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