ときどき、
本当にときどきですが
ご家族に言われて
ビックリすること。
「食事が
摂れなくなっている、
点滴はしているが
このままだと
看取りになる。
胃ろうや中心静脈栄養、
どうしますか?」
って説明した時。
「…先生、
それは
何もしなければ
餓死
するということ
でしょうか?」
!!!!
ちょっと衝撃…。
餓死と言うのは
食べたいのに
食べるものがなくて
亡くなることですよね?
高齢者の体が
「食べられない」のとは
違うのでは!?
そもそも
死ぬ直前まで
ガツガツ
食べてる人のほうが
少数派…。
「食べて欲しい」
気持ちはわかる。
でも
体が
受け付けなくなっているのに
「食べて!!」
って言われるのは
辛いと思いますよ。
みなさんが病気で
食欲ないときを
想像してください。
嚥下が悪くて
「食べたいのに
食べられない」人は
胃ろうにしても
良いかもだけど
そうじゃない、
体の消化能力が
落ちているのに
胃ろうで注入、も
本当はしんどいかも
しれないですよね。
高齢者が
「食べない」は
餓死じゃないです。
生き物としての生理現象。
少しずつ「削ぎ落して」
旅立つ準備をしているのです。
それを踏まえたうえで
「医療処置を加えて
生きて欲しいか」
を考えていただければ。
★延命の話は
こちらで詳しく
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