先日この記事を書いたときに

コメントいただきましたが

 

 

 

 

PPIは認知症を

悪くするのか!?

 

PPI、

つまりプロトンポンプ阻害薬。

いわゆる胃薬ですね。

胃酸を減らすので

逆流性食道炎の方に

よく処方されます。

高齢者は

大なり小なり

胃の入り口が緩んでいるので

胃酸が食道に漏れて

胸焼けする人が多い。

 

飲んでいる人が多い薬ですが

以前から

 

 

 

認知症を

悪化

させるのでは!?

 

 

 

 

と言われ続けています。

 

 

脳のゴミを掃除するのに必要な

ビタミンB12の吸収を

阻害するから、とか

脳に直接作用して

神経障害を起こす、とか。

 

厚労省が出している

「高齢者医薬品適正使用指針」にも

PPIの長期内服には

注意せよって書いてある。

(大体の薬は

注意せよって載ってるけど!)

 

でも

 

「特に認知症には

影響しない」

 

っていう報告もあるのよ。

それに

辞めた=認知症予防ができる

ってことでもない。


 

徹底的に

PPI中止してる先生も知ってます。

わたしは

中庸をいく医者なので

必要ならためらわず

出してますけどね。

少なくとも

うちの患者さん達、

PPI飲んでる人の方が

認知症が重度!てことは

まったくないです。

 

結局

どんな薬も

その薬で得られるメリットと

将来

受けるかもしれないデメリット、

天秤にかけるしかないってことだと

思います。

 

 

★介護の話は

こちらでも

 

 

 

 

いつもお読みいただき

ありがとうございます。

今日は何位かな↓

 

にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ
にほんブログ村