この話も
定期的に
書いている気がしますが。
要介護者であるご家族に
〇〇してほしい、
その気持ちはわかる。
すごくわかるけど
無理な時も、
ある!!!
トイレに行ってほしい
歩いてほしい
食事を
自分で食べてほしい。
わかります。
わかりますけど
リハビリで
何ともならないことも
いっぱいあります。
入所したAさんは
数年前から介護5で
起居動作をはじめ
すべての日常動作に
介助が必要です。
座位保持も難しく
普通の車いすには
座れません。
でも
息子さんは
「トイレに
座らせてほしい」
と強くご希望。
気持ちはわかる!!
でも
車いすにも座れないのに
便座に座るのは難しいし
本人だって
しんどいよ~。
わたしたちが
どんなに努力しても
100m10秒で
走れないのと同じ。
能力的に
できないものは
できないんです。
それを
「がんばって走れ!!!」
って言われても。
できないことをやれ!と
言うより
今残っている能力で
本人の生活の質が
上がるかもしれない部分を
応援してほしい。
元気だったお母さんが
変わっていくのを
受け入れられないのは
わかりますが
Aさんにとって大切なのは
トイレに座ること、では
ないと思いますよ、息子さん!
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
今日は何位かな↓