他の方のブログを

いろいろ拝読して

「看取りの時期です」

という言葉の

定義と言うか

イメージ、

医者とご家族で

ずいぶん乖離があるな~と

思っています。

 

たぶん

ご家族が思う「看取り期」は

1カ月以内とか

1週間以内に亡くなる、

そんな時期のこと?

ほとんど寝ていて

コミュニケーションも取れず

食事も摂れない。

死ぬ間際、みたいな感じですよね?

 

 

でも

医者が

「看取り期です」

っていうのは違います。

「自力で

必要な栄養を

十分

摂れなくなること」

を指して看取り期といいます。

歩いている人もいるし

食事も少しは食べてたりします。

当然

お話もできます。

(できない人もいますが)

 

なので、

医者に

「看取りの時期ですね」

と言われても

家族からすると

「え!?元気やん!?」

ってなります。

でも、生き物は

栄養を摂れないと

確実に弱っていくのです。

それを

医療的な方法で

(点滴や胃ろうで)

補えば

弱っていくのを

遅らせることは

できますが、

自力では

命を維持できなく

なっていることを

「看取り期」と言っています。

 

医者がいう「看取り」は

飛行機が

「着陸態勢に入りました」

と同じです。

まだ着陸はしないかもだけど

その準備が始まっています、

という意味です。

それをご家族は

「だってまだ滑走路

見えてないやん!」

って思うんですよね。

でも確実に高度は

下がってきています。

 

繰り返しですが

「看取り期」とは

明日をもしれぬ命という

意味ではありません。

(それは「危篤」です)

「自分の力だけでは

命を支えられない」

時期という意味です。

 

みなさんのブログを読んで

「医者って

説明が不十分やな~」

と思ったので

記事にしてみました。

ご参考に。

 

いつもお読みいただき

ありがとうございます。

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