施設でお看取りがあったとき

できるだけ

たくさんの職員で

車を見送ります。

 

見送るときは

深々と

おじぎをして

 

「今までご苦労様でした、

ゆっくり

休んでくださいね」

 

とか

 

「あなたの笑顔が好きでした」

 

とか

心の中で

お別れの挨拶を唱えています。

 

先日

亡くなったAさん。

娘さんが

熱心に在宅介護されたのち、

施設に入所されていたんですが

入所後も

娘さんはこまめに

面会に通ってこられていました。

 

お母さんのこと

それはそれは大事にされていて

わたしもよく

若いころや

在宅介護してた頃の思い出を

聞かせていただいていました。

 

あんまり大事にされていたので

お母さんが亡くなったら

娘さんの方が

どうなっちゃうのかと

心配していたんです。

 

最期のときが近づいて

何度か状況を報告するために

電話していましたが

だんだん

出てくれるまでの時間が

長くなって

 

「ひょっとしたら

これが

母が亡くなったっていう

電話かと思うと

怖くて

動けなくなるんです」

 

っておっしゃるので

ますます心配😟

 

亡くなった後

いよいよお見送りというとき

娘さんから

スタッフにお願いがありました。

 

「こういうとき

みなさんが

おじぎで見送るのは

何度か見かけたから

知っています。

でも母は

すごくすごく頑張ったので

拍手で

送ってあげて欲しいんです」

 

 

もちろん

みんなで拍手しましたよ。

葬儀屋さんは

びっくりしたかもだけど

なんか

こういう送り方も

いいな~って。

 

お母さんもがんばったけど

娘さんも

がんばったよね。

わたしたち、

娘さんにも

拍手をおくったつもりですよ…。

 

 

 

 

 

 

ご冥福を

お祈りいたします。

 

いつもお読みいただき

ありがとうございます。

今日は何位かな↓

 

にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 介護ブログ 高齢者福祉・介護へ
にほんブログ村