昨日の記事の続き…でもないですが。
施設見学のとき
ご家族から要望されて
一番困るのが
転倒予防のため
拘束してほしい
ってやつ。
わかる、わかります。
転倒して骨折したら
大変だもんね。
特に今入院されている場合、
「病院では
安全のために
拘束してくれてるのに!!」
って思いますよね…。
たとえば
立ち上がれないようにする
こういうベルト↓
病院ではよくつけてますよね。
「座位保持ベルト」って
言うんだって。
名前だけかっこよくすんな。
やっぱりうちでも
年間数例は
転倒骨折→入院手術、
あります。
避けられない。
形あるものは
壊れるねん。
歩いてたら転倒するねん!
…え?ダメ???
(ちなみに
寝たきりの人でも
骨が脆いので
咳だけで
股関節折れた人
知ってます…)
転倒がイヤだから
拘束してくれっていうのは
交通事故が嫌だから
家から出さないと同じくらい
非人道的なことです。
入院は一時的ですが
施設は一生の話なんです。
こういうご要望のご家族には
拘束しません、と
説明していますが、
納得されない人もいます。
そういう場合、
入所後転倒したときに
「だから拘束してって言ったのに!!」
ってモメるので(涙)
入所をお断りすることもあります。
職員だって
転んでほしくて
転倒させてるわけじゃない。
拘束してくれる(?)高齢者施設も
あります。
そういう施設は
ロクなことない…とは思いますが
どうしてもご希望のときは
そういう施設も
ご検討ください…。
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
今日は何位かな↓