ちょっと真面目な話が

続いて恐縮ですが。

今日で終わりですので

お嫌でなければ

もう少し

おつきあいください。

 

最後に、

うちの施設で

どうやって決めているか、という

お話を。

うちは医師と看護師が

常勤で働く介護老人保健施設で、

医療行為のすべてを

私が決めています。

それを前提にお読みくださいね。

 

人工呼吸器を希望するか、

これだけは

入所時に聞いています。

たぶん、必要な時が来たら

「待ったなし」で

決めないといけないので。

8-9割の方は

「希望しません」。

残りの「希望する」人は

本当に希望している人と

人工呼吸器とは何ぞや、が

わかってない人がいるので

わかってなさそうな人には

折を見て説明するように

しています。

 

それ以外は

その時が来てから

説明、選んでいただいています。

どんな状況になるか、

その時にならないと

わかりませんから。

なので、

事前にもらう

「延命治療希望しません」の

同意書は

個人的には

無意味だと思っています(爆)。

 

本格的な点滴治療や

透析を希望する場合は

うちの施設ではできないので

退所になります…と

言うと

ほとんどのご家族は

希望されません。

この「退所」という線で

さりげなく(?)

区切っているつもり。

 

「胃ろう」は

希望するご家族が

年に1-2組。

わたしが

「やめといたほうがいいな~」

と思う人は

そう説明するし

それでも希望する人は

病院でセカンドオピニオンを

取ってもらったりもするけど

基本的には

希望するなら

迷っているなら

「胃ろう」はしてもいいかなと

思っています。

 

「ご本人が

しんどくないか」

は最重視して

若干(かなり??)

ご家族を「誘導」しています。

本当は

「施設退所」みたいに

ご家族が「諦められる」理由が

もっとあれば

決めやすいんじゃないかなと

思っているんですけどね。

(医療費が高い、とか??)

 

 

長い長い話に

おつきあい

ありがとうございます。

少しでも

何かの参考になれば

幸いです。


もし、

もっと聞きたいことがあれば

コメントで

お知らせくださいね。

 

 

 

いつもお読みいただき

ありがとうございます。

今日は何位かな↓

 

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