先日
「心不全」で入院したAさん。
入院先の病院も
近隣で一番大きな
3次救急の病院だったのですが
「大学病院に
転院しました」
と連絡がきて
びっくり。
大学病院にしか
できない治療って
なに~????
コレでした↓
リードレスペースメーカー!?
すごすぎる…。
心臓って
電気信号で
動いている臓器なんです。
洞結節というところで
電気が発生して
その電気が伝わって
心臓の上の部屋が収縮し
下の部屋が収縮して
「脈」になります。
従来のペースメーカーは
鎖骨のしたあたりに
「電気が発生する機械」を
埋め込んで
そこから電気線を
血管づたいに
心臓に入れてたんですが
↑こういう感じ。
この「埋め込む機械」も
「電気線」もいらなくて
カプセルを心臓に直接
留置したらOK!なんだって!!!
おまけに
このカプセルから
遠く離れた主治医に
心電図を
転送することも可能。
いや~すごい。
近未来だ…。
全員に「適応」があるっていう
わけではないようですが
(まだ、従来のペースメーカーほど
細かい動きができない)
埋め込む機械が少なければ
少ないほど
感染リスクが減るので
素晴らしい♪
今のところ
電池の入れ替えが
できないようですが
高齢者にはいいですよね!!
循環器専門医のはずなのに
ぜんぜん
医学の進歩に
ついて行ってないな~と。
…勉強します…
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
今日は何位かな↓