先日
Twitterだったかな、
介護職の人たちが
「抑肝散なんか
効いているの
みたことない!!」
って盛り上がってました。
抑肝散は
荒ぶる認知症の人に
よく処方する漢方薬です。
あまりフラフラしないので
歩いてて
転倒リスクのある人にも
処方しやすい。
ツムラでいえば54番!
(結構患者さん、
番号で覚えてるので)
そもそも
認知症の人のための薬ではなく
イライラする人に出す薬。
夜泣きの赤ちゃんとか
その赤ちゃんを育ててて
イライラしてるお母さんとかにも
同時に出したりします。
わたしも
よく出しますよ~。
Twitter民は「効かない」って
騒いでたけど
たまーに(笑)
劇的に効く人も、います。
あとね、
「効いてないのかな」
って中止したら
急にソワソワしだして
あ、効いてたんだ!みたいなことも。
介護職員さんたちが
期待するような
「切れ味」じゃないかもだけど
ちょっと気持ちを落ち着かせるには
いいお薬だと思います。
カリウムが下がりやすいので
そこは注意が必要ですが。
あ、あと
そのTwitterで
「抑肝散をおいしそうに
ガツガツ飲む人がいる」
って書いてあったけど
漢方薬は
「必要な人には
美味しく感じる」
特性があるので
その人には抑肝散、
めっちゃ必要なのかも!!
不穏で
「こんな苦い薬
飲んでくれるかな~」
って心配してても
平気だったりすると
「あ~この人には
この薬いるんだな」
って思います。
ちなみに
抑肝散はオレンジ味と
相性がいいので
飲んでくれないときは
ぜひゼリーで
お試しくださいね。
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
今日は何位かな↓