ずーっと

在宅で

娘さんが介護していたBさん。

とうとう

在宅介護が難しくなり

入所されることになりました。

 

入所されてからも

穏やかに毎日をお過ごしでしたが

だんだん

食事がとれなくなり

ずーっと眠ったまま、

いよいよお迎えの時期が

近づいてきました。

 

娘さんに

状況をお伝えし

 

「いつでも会いに来てくださいね」

 

とお話したんですが

 

 

「もう意識がないのなら…

家にいたときの父の元気だった姿を

覚えておきたいので」

 

と、とうとう

お見えになりませんでした…。

 

職員は

 

「え~!!!

そんな~!!!」

 

と驚いていましたが

わたしは

そういう見送り方も

あっていいのかもって

思いました。

 

だって

娘さん本当に

大事に大事に

介護されてたんです。

もう

「やりきった」

って言いきれるくらい。

それを

他人の私たちが

とやかく言ってもね…。

 

お亡くなりになって

お葬式も終わってから

娘さんが来られて

 

「父がやっと

家に帰ってきたなあって

毎日しみじみ思うんです。」

 

っておっしゃっていました。

きっと本当は

最期まで

家で介護したかったんですよね…。

 

 

 

ご家族ごとに

いろんな送り方があるんだな、

そしてどんな送り方でも

いいんだなあって

改めて思いました。


 

いつもお読みいただき

ありがとうございます。

今日は何位かな↓

 

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