さすがに
ちょっとコロナと
関係ない話に。
いや~
まだまだ書き足りないけど(笑)。
さて。
コロナがあろうと
なかろうと
時が満ち、
旅立たれる方は
もちろんいらっしゃいます。
Aさんもそのお1人。
長く
施設ご利用いただいていましたが
だんだん
食事量が減り
眠っている時間が増え
呼びかけたら
目は開くけど
またすぐ眠ってしまうように
なりました。
ご家族に連絡し
「できる間は
点滴しますね」
と説明したら
「…点滴も
延命ですよね?」
………。
これ、
難しいんですよね。
どこからが「延命」で
どこまでは違うのか。
点滴も
延命と言えば延命医療。
でも
哲学的に言えば
すべての医療は
「延命行為」ですよね…。
人はいつか必ず
死ぬんですから…。
看取りに熱心な先生は
「点滴すると
かえってしんどいから
枯らすように
見送るのが一番いい」
とおっしゃいます。
それはそうかもしれないけど
でも
多くの家族にとっては
「何かしてもらってる」
ってことが
大事だったりもするので
うちでは基本
最期まで
点滴をしています。
ただし
何度も刺さないと
点滴ができなくなったり
水分が入ることで
痰が増えたりしたら中止。
かえって
本人が辛い状況に
なるのは
本末転倒ですものね。
中には
点滴したくない、
自然に任せたいという
ご家族もいます。
その時は反対に
「点滴したら
本人が楽になる」
時以外は
点滴しません。
点滴ひとつとっても
それぞれのご家族に
それぞれの正解がある。
これ、と決めずに
ゆっくり
寄り添えて行けたらいいなと
思います。
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
今日は何位かな↓