うちは老健なので
建前上(笑)
終身の施設ではありません。
なので
終身のよい施設が見つかれば
そちらに移って行かれることに
なります。
いつもニコニコ
穏やかな認知症のEさん(女性)。
先日
お母さん思いの息子さんが
見つけてきた
有料老人ホームに
お引越しされました。
その有料老人ホーム、
パンフレット見せていただいたけど
やっぱり豪華ですね~。
うちと違って
なんかキラキラしてる(笑)。
いいな、いいな~
こんな豪華なお部屋で
こんな豪華なお食事か~って
ちょっとうらやましい。
良かったね、Eさん!
…で、めでたし、めでたしに
なるはずだったんですが。
2月ほどして
息子さんから
突然電話があり
「あのホームはあかん!
職員さん、
何を聞いても『わからない』だし
日頃の様子も
こちらから聞かないと
全然教えてくれない!
すぐにでも
そちらの施設に戻りたい!!!」
この電話の
わずか3日後
戻ってきちゃった!
行動、早っ!!
年に何人か
実は戻ってくる人
いるんですよね。
本当はダメなんだけど
どうしてもうちがいいって
言われると
嬉しくて(笑)
「いいですよ~」
って言っちゃうの…。
でも
戻ってきたEさん
新しい施設にいたのは
わずか2か月足らずだったのに
見る影ないくらい
痩せてたんです…。
息子さんの「感じたこと」は
ちょっと正しかったのかも
しれませんね。
老人施設の神髄は
豪華さじゃないぞ~←負け惜しみ(笑)。
お読みいただき
ありがとうございます。
今日は何位かな↓