97歳の
入所中のAさん。
認知症はなく
いつもユーモアあふれる
ダンディなおじいさんです。
元気に見えるけど
このAさん、
重い病があり
本当は
定期的にとある注射が必要です。
(かわいいからこのイラストにしてみた)
この注射薬が高くて高くて
老健では正直難しい。
今までは
一瞬在宅復帰したり
あの手この手で
なんとか注射を打っていましたが
いよいよ
ご家族から
「これ以上の対応は
難しいです」
と言われてしまいました…。
年齢的にも
97歳、
もう注射は
打たなくてもいんじゃないか。
このまま自然に任せても
それは寿命って言うんじゃないか。
わたしもそう思ったんですが。
でもね~。
この注射打たないと
Aさん、しんどくなっちゃうんですよ(困)。
起き上がれない
食事がとれない。
しっかりしたAさんの
そんな姿はやっぱり忍びない…。
「一泊二日で
入院して
注射してもらえばいいんじゃない!?」
って近隣の病院に相談しましたが
「97歳に適応なし」
って。
…一理あるけど。
家族がギブアップしてるのに
施設が
注射代をかぶるっていうのも
なんか違う気もするんだけどな~。
といいつつ。
注射を打っても
元気にならなかったら
それは寿命と思えるけど
注射を打たずに
見送ることは
わたしにはできな~い…。
「わたしのお金じゃないんだし!」
って施設負担で
注射、買っちゃいました。
わたしが施設で
高いもの買う時の
魔法の呪文(笑)。
てへっ。
これで
元気にならなかったら
わたしも
寿命だと思えるので。
納得できるまで
がんばります。
…わたしのお金じゃないしね!
お読みいただき
ありがとうございます。
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