先日

グループホームの

管理者さんから

相談の電話をいただきました。

 

グループホームでは

基本、

「(歩ける)認知症」の方が

数人ずつ

ユニットを組んで暮らしています。

看護師の配置義務がなく

医者は往診のみ。

介護スタッフだけで

運営していることが多い

施設です。

 

入所中の方がときどき

突然わけのわからないことを

言いながら

歩き回るようになった。

しかもそれは一定の時間だけ、

後はいつもどおり

穏やかで普通。

往診の医者に診てもらったら

「てんかんじゃない?」

って言われて

薬をもらったけど

けいれん起こすわけじゃないし

てんかん???ってなってる。

先生、どう思う??

 

彼の疑問はもっともですが

実は

高齢者のてんかんは

けいれんを伴わないことが

多いんです!!!

 

 

 

短期間の発作だと

見過ごされたり

認知症と誤診されたり

認知症診療をやってる医者の間では

結構熱いトピックス。

 

 

↑もちろん、

こういう発作を起こす方もいます。

 

口をもごもごさせることが

多いみたいですが

それって

注意深くみてないと

わからないですよね。

 

てんかん発作を

起こしやすい人は

「脳の病気の既往がある人」

以外にも

「認知症のある人」

「高齢者全般」

…ってみんなや~ん!!

 

グループホームの管理者さんには

「けいれん発作を

伴わないてんかんは

結構ある。

話を聞いてると

てんかんの可能性はあると思う。

とりあえず

薬を飲ませて

良くなったらてんかん、

良くならなかったら

また主治医に相談して」

とアドバイスしておきました。

 

こういうこと、

気軽に聞ける相手(医療関係者)がいないと

施設運営って不安ですよね。

…本来、

主治医にもっと聞けばいいんですけどね(笑)。

 

 

 

いつもお読みいただき

ありがとうございます。

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