12月ですねえ。
去年の今ごろは
まだコロナなくて
平和に暮らしてたな~。
もうあの頃が信じられないって
感じですよね…。
タイトル、微妙に変わりました(笑)。
わからないよねー。ははは。
完全に自己満足ですが。
目指せっ20年。
…いや、20年はもうすぐそこか…。
さて。
老健の医者の仕事って
医療そのものをすることではなく、
各専門職が
同じ方向に向くよう
微調整をすることだと思っています。
やっぱりね~、
なんかみんな真面目と言うか
栄養士さんは
「栄養を摂らせること」
に夢中になってるし
リハビリスタッフは
「リハビリさせること」
に一生懸命なんですよね。
大局的な視野が足りないっていうか。
先日も
リハビリスタッフが
「Aさんがなかなかリハビリで
歩いてくれない」
と相談に来ました。
Aさんは腰椎圧迫骨折+認知症で
車いすの方です。
家庭の事情もあり
在宅復帰は難しく
このまま特養待ちになると思います。
ええっと。
そのAさんに
なぜ歩くリハビリ????
「Aさん、歩くリハビリしたら
1人で歩けるようになる?」
「認知症もあるので
誰か付き添わないと無理です」
「おまけに本人は歩きたくない」
「はい」
「Aさんが施設で幸せに暮らすために
必要なことは歩くことなのかな」
「???」
「車いす自走で
自由にどこへでも行けて
なんだったらトイレ自立できたほうが
誰かが
付き添わないと歩けない不自由より
いいんじゃない?」
「…なるほど」
「トイレは自立なの?」
「いえ、まだ」
「車いすは自走なの?」
「それも、まだ」
「だったら、歩くリハビリより
そっちの練習でしょう~」
リハビリスタッフは
歩ける能力があるなら
歩かせたい。
うん、わかる。
でも、転倒リスクも増えるし
「自宅に帰るために
どうしても
歩かないといけない状況」でないなら
リハビリの方向は
そうじゃないんじゃないかな。
そう思いません?
まあご家族の中には
「歩くリハビリ、して欲しい!!!」
っていう方もいますが…。
なんか、
歩くリハビリって
リハビリっぽいよね(笑)。
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
今日は何位かな↓