新薬が出たとか

新しい治療法が出たとか

薬効に新しい効能が追加されたとか

製薬会社さんが

キャンペーン的に

薬の宣伝を

集中投下してくるときがあります。

 

オンラインのセミナーとか

DMとか。

医者はそれを見て

「ああ、

今この薬に力入れてるのね」

とか思うわけですが。

 

宣伝費を投入するのですから

たいてい高い薬が

その対象なんですが

最近

「高齢者の便秘治療」

キャンペーンがすごいんです。

確かに

新しい薬がいっぱい。

一剤あたりの単価は

100円程度と安くても

内服してる人が多いから

薄利多売で儲かるのかしらん。

 

 

わたしがいる老健は

医療費が

利用料に含まれる仕組みなので

高い薬は使えません。

正直

薬は安ければ安いほど利益が出ます。

だから

安いといっても

今まで10円以下だった便秘の薬を

100円のものに変えるのは

躊躇われるんですけどね。

 

最近

便が出なくて

難渋しているAさん。

あれこれ

いろんな薬を出しても

薬の量を増やしても

ウンともスンとも。

浣腸しても

すっきり出な~い。

コロコロと

ウサギの〇〇みたいなのしか

出ないんです。

 

「今こそ

新薬を試すチャンス!」

と早速購入。

何がそんなに違うのか、

本当に

10倍の薬価の価値があるのかと

思っていましたが。

 

看護師さんから

「先生!

Aさん、腕ほどの太さの

お通じが出ました~」

 

う、腕!?

 

新薬、すご~い!!!

 

まあ

何でもかんでも

高い新薬を使うのはどうかと

思うけど

必要な時には

思い切って使いたいなあと

思いました。

(わたしの懐が

傷むわけでもないしね!(笑))

 

 

いつもお読みいただき

ありがとうございます。

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