今回ご紹介するのは
この本。
以前にもご紹介した、
医師で作家の
久坂部羊先生の小説です。
ちなみに以前ご紹介したのは
以前ご紹介した本は
どちらも「介護者」が主人公でしたが
今日の本は医者が主役。
通称「にんにん病棟」と言われる
認知症専門病棟の医師のお話です。
元外科医の主人公三杉医師は
認知症患者や
その家族に(笑)振り回される毎日。
「母はまだ92歳なのに!」
と過剰な治療を求める娘、
治したいがために
新興宗教まがいの医療に走る妻…。
あ、「カルフォルニアから来た娘」も
登場しますよ~。
その三杉医師に
「新しい小説で介護をテーマにしたい」
と近づいてくる、
怪しい元同級生。
そして病棟では
虐待まがいの事件が…。
ミステリーっぽい展開で
面白かったです。
医師が主役で
感情移入しやすかったせいか
一気に読みました。
タイトル
「生かさず殺さず」
もなかなかセンセーショナルですが
実は深い意味があり
おお~って感じでしたね。
元々は江戸時代、
本田正信という武士が
言った言葉なんですね。
なんとなく
意味が曲解して
伝わってますが
わたしも
こういう医療を目指したい!
お勧めです♪
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
今日は何位かな↓