今日は
高齢者の病気って
むずかしいねっていうお話。
みなさんも
医者になったつもりで
「何の病気かなあ」
と想像しながらお読みください(笑)。
まず一例目。
介護スタッフが
「〇〇さん、
なんか様子が変なんです」
と連絡してきました。
いつもよりボーっとしてる、と。
熱もなし、血圧も普通。
どこが痛いわけでもないけど
ちょっと、
いつもより、
うつらうつらしてる。
数日前に
転倒して
頭を打ってる。
こ、これはひょっとして…(汗)。
しばらく様子を見ていたら
目がぱっちり開いてニッコリ。
「あら、わたし大丈夫よ~。
ごはん、いただくわ」
とベッドから自分で起き上がり
あー大丈夫だ、良かったね…と
思った1時間後、突然
「おなかが痛い…」
と苦しみだした!
相変わらず熱はなし。
でもかなり痛そうだったので
病院搬送。
…なんと、破裂寸前の盲腸で緊急手術!
ええっと、
いつから盲腸に炎症が???
転倒したことは
何の関係もありませんでした。
(実はおなかが痛くて転んだのかも???)
もう一人、別の方。
こちらは発熱。
でもおなかも痛くない、
食事もまずまず食べている。
尿路感染かなあと
抗生剤を点滴して
様子を見ていたら、
翌日、
…あれ?
なんだか全体的に肌が黄色くない???
……胆石でした。
でも全然おなか痛くなかったんだよ~。
おなか触っても
なんともなかった。
人間の三大痛みの一つなのに!
心臓が専門のわたしは
もともと
「胸が痛い」より
「おなかが痛い」が
苦手なんですが、
ますます苦手になりそう…。
難しすぎるわっ!!!
いつもお読みいただき
ありがとうございます。
今日は何位かな↓