先日

お友達に教えていただいた、

愛媛新聞のエッセイです。

 

 

いいお話ですね。

過去の記事も

永井先生のHPから

読むことができます。

 

 

 

 

施設での看取りでは

基本的に

「死に目に会えません」。

テレビドラマのように

息を引き取る瞬間に

「お父さん!」「お母さん!」

みたいに手を握って…

みたいな最期を迎えるためには

24時間、

そばに寄り添ってないと

無理です。

いつ、どのタイミングで

息を引き取るか、

予測は難しいのです。

 

在宅でも

最期の息をする瞬間に

そばにいようと思ったら

ずーっと張り付いてないと

いけないですよね…。

 

わたしはご家族には

「ご本人の

お好きなタイミングで

旅立たれます。

ご家族がそばにいる時を

選ばれる方もいれば

静かにそっと

旅立ちたい方もいます」

とご説明しています。

 

ドラマみたいに

最期に

「ありがとう…」

とつぶやいて息を引き取る、

なんてことは

ほとんどありません。

最期は

ほとんど眠ったまま

何の反応もなく

息を引き取る方のほうが

断然多いのです。

亡くなる直前に

何かをしゃべった方って

私は1人しか知りません。

 

コロナで

「死に目に会えない」方は

今まで以上に増えるでしょう。

けれど

「死に目に会う」

ことは大切ではありません。

その前に

一緒に過ごしてきた時間が

大切なのだと思います。

 

 

いつもお読みいただき

ありがとうございます。

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