先日入所した
認知症のおじいさん。
絶賛、歩き回り中。
あっちをウロウロ
こっちをウロウロ。
「あの人が
部屋に入ってきたのよ!!!」
と女性利用者さんからの
悲鳴と非難ごうごう。
こちらの言うことは
まったくご理解いただけず
おじいさんの言うことも
「ばか!」
以外は理解不能。
(だいたい皆さん、
バカ!は言えるのはなぜ…)
そんなおじいさんですが
ニコニコと笑顔が素敵で
娘さんも
とても大切にされています。
ある日娘さんと
一緒に外出されるところに
バッタリ。
「あれ?どこに行かれるんですか?」
「いえ、一緒にボウリング場へ」
「!」
「昔、父はボウリングが好きだったんです。
あの雰囲気を見たら
何か思い出すかもしれないと
思って」
なんか、素敵~。
回想療法といって
昔好きだったもの、
歌、場所、写真などは
認知症の方に
良い影響を及ぼすと
言われています。
回想法とは→★
実際に
写真をお見せしたら
思い出をいっぱい話し出す方や
思い出の歌は完璧に歌える方、
結構いらっしゃいます。
たとえ
介助者にわかる形で
「思い出して」下さらなくても
きっと楽しい気持ち、
うれしい気持ちには
なると思います!
そのおじいさんが
ボウリングしてる姿を想像して
私も楽しい気持ちになりました♪
娘さんの気持ち
伝わるといいですね。
いえ、絶対伝わりますよね。
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