今日ご紹介するのはこの本。

 

 

 

実際に

家族介護されている方には

心に響く本ではないかと

思います。

 

施設介護している立場から言えば

「そんなこと言われても!」

というところも

多々ありましたが…。

 

施設介護と

在宅介護は

別のものなんです。

家族と同じレベルの

心遣いやらケアを

施設に求めるのは

無理なんです。

その人に

ぺったり張り付いて

ケアしてるわけじゃないので。

 

 

そのかわり

家だとゴロゴロしちゃう人も

立ったり歩いたり

トイレに行ったり

レクに参加したりできるのが

(しないいけないところが)

施設介護のよいところ。

他の人と交流できるのも

ご高齢の方の

心身の健康には

とても有効だと思っています。

 

あとね~、

義姉が介護しているお母さんを

義姉が施設に時々預けていたのを

後悔している娘さんの話。

義姉の立場で考えたら

「預けないで」

とか言ってくる小姑、マジ嫌だ…。

しかもそのお母さん、

98歳で急に亡くなって

それが

納得いかず、後悔してるって。

 

………。

 

義姉、えらすぎる。

 

これ以外にも

精神科に入院したら

廃人になっちゃった話とか

医者の無理解エピソードとかも

いろいろあって(驚)

すごい古い本かと思ったら

2018年出版だった…。

 

最後のほうにでてきた

ご主人を施設から退所させて

自宅で見送った話は

とても良かった♪

難しいけど、理想的ですよね~。

「どんなに一生懸命

心を尽くして介護をしても

後悔は残る」

という言葉は

まさに真実だと思いました。

 

とにかく

いろいろ考えさせられる本でした。