今日ご紹介はこの本。

 

 

 

うちの事務長さんの

机の上に置いてあったのを

拝借して読みました。

 

少し前から

一部の医者の間で

「認知症は

第3の糖尿病」と

ささやかれていました。

 

糖尿病だから

認知症になる、

というわけではありません。

(糖尿じゃない人も

いっぱいいますよね!)

脳で糖をうまく使えない病気

=認知症じゃないか、という説です。

 

(糖尿の人は

認知症になりやすい、とは

言われていて

この本は糖尿病を改善して

認知症にならないようにしよう!が

メインテーマでしたが)

 

結果的に

脳にとって糖分が足りないから

認知症の人は

やたら甘いものが食べたいのだ、と

言われたら

確かに!と思いませんか。

 

今はやりの

糖質制限をすると

ケトン体が出て

このケトン体は

認知症でも

脳でエネルギーとして使える、

だから

認知症の改善に糖質制限!

 

わたしは経験がないのですが

熱心に

食事療法をされている先生によると

糖質制限をした認知症の方では

著しい改善がみられる、のだそうです。

 

…実際には難しいですが。

たとえば

菓子パンじゃない朝ごはんを

(あ、白米もだめだ)

認知症のある方に

毎日提供するって

それだけでも

真面目に難しいです…。

 

発症前の糖質制限は

予防にはなるのかな。

わたしも

ゆるーく糖質制限していますが

糖質制限していて思うこと。

それは

「世の中、糖質であふれてる!!!」

油断したら

すぐ糖質でいっぱいですから。

 

おまけ。

 

アルツハイマー病で

侵されるのは「海馬」という部分。

短期記憶を一時

預かってくれる器官です。

この本にも載ってました。

「名前が出てこないのは

海馬の老化。

後でふと思い出すのは

海馬ではなく大脳から

情報を取り出してるから」

…ははは。