今日の本は

最近出版された問題作(笑)。

 

 

小説「安楽死特区」 小説「安楽死特区」
1,540円
Amazon

 

敬愛する長尾先生の書かれた

「小説」です。

 

在宅医として

平穏死を推奨する医師として

有名ですよね。

全国飛び回られ

しかも精力的に往診もされ

どこに小説を書く時間が

あるんだろう…???

 

「小説」なんですが

ああ、あの方がモデルなのね、という

登場人物がいたり

最近のニュースが織り交ぜられたり

とても読みやすい本でした。

 

でも全体的には怖いお話。

認知症を自覚しはじめた老女が

新品のヘアカラーが

何箱も並ぶ、

自分の洗面台の棚を見て

買ったことを忘れて

また買ってしまう自分に

絶望するシーンが

わたし的には

リアルすぎて怖かった…。

 

そうなんですよ、

認知症やらガン患者さんを

たくさん診ている

現役医師の書いた本なので

いろいろリアル…。

 

本の帯にも

イロイロ考えさせられました。

 

「死にたい、と願うのはエゴですか?

生きていて、と望むのは愛ですか?」

 

みなさんは

どう思われますか…????