先日
訪問リハビリで
お邪魔したときのお話。
奥様を
ご主人が介護されているのですが
近くのA医師と
遠方のB医師と
二人の医者にかかるほど
熱心に闘病されていました。
ご主人いわく
「B医師は決して
治らないとは言わない。
薬も頻繁に変えて
これだったら良くなるかも、
と期待を持たせてくれる。
少しでも良くなったら
一緒に
ものすごく喜んでくれる。
だから
遠いけど
通っている」
のだそう。
その様子を
「A医師は
そんなことやっても‥と
思ってると思う」
実は
医者は
「期待を持たせる」のが
すごく苦手だと
思います。
あまり楽観的なことを
言いたくない。
楽観的な未来ばかりでないと
知っているし
楽観的なことを言ったために
後で
トラブルになった‥という経験を
誰もがひとつやふたつ、しているから。
だからご主人の話を聞いて
B医師ってすごいなあと
正直思いました。
本当は
B医師のように
ご家族の気持ちに
寄り添えれば
いいのですけどね‥。