無事に学生実習が終わりました。

 

最後の日に

「実際に介護やってみて、どうだった?

想像通りだった?」

と尋ねたら

「思ったよりずっと大変でした。

介護スタッフのみなさん、すごい!」

と言っていました。

そう感じてもらえたなら

良かったです♪

 

何か質問ある?と聞いたら

「この施設が

心がけていることは何ですか」

 

うーん。

 

 

(老健だから当たり前だけど)

拘束をしないこと。

そして

普段からご家族とよく

コミュニケーションをとること、かな。

 

ミトンやベルトはもちろん

ベッド柵も

離床センサーも使っていません。

最初の頃は

離床センサーとか使ってたけど

なし!と決めたら決めたで

別に困らないな~、と。

転倒事故はありますが

離床センサーがあっても

転倒事故は起こります。

 

ご家族には

(うっとうしがられても)

マメに連絡をとっています。

コケた、とか微熱があるとか。

何もなくても

毎月のご様子は

手紙でお知らせしています。

 

最初、

病院から老健に移ったとき

ご家族との揉め事の多さに

驚いたんですよね。

なんでだろ~と考えて

「トラブルが起きた時

はじめまして‥なのが良くないんだ!」

と思ったんです。

病院だと

ご家族と顔を合わせることが多いですが

施設では

まーったく会わない家族とは

本当に会わない。

信頼関係がうまく作れてないところに

転倒事故とか

急変が起きるから

トラブルにつながるんだな、と。

 

‥と学生に熱弁をふるってみましたが

伝わったでしょうか???

この経験を生かして

優しいお医者さんになってほしいです。