三大死因の一つに

「老衰」

が入った、とニュースでやっていましたね。

 

今までは

1位 悪性新生物(いわゆる癌)

2位 心疾患

3位 脳血管障害

だったのが

3位が入れ替わって

老衰になったんだそうです。

 

たぶんこの統計って

死亡診断書の

「死因」の欄に

医者が何を書いてるか、

を元に作られてるのだと思います。

 

この欄に

「老衰」

って書くの、あんまり推奨(?)されてなかったんです、今まで。

なんだか病気っぽくないというか、

年とって老衰って当たり前すぎるというか

「年齢=死因」みたいで、

じゃあ年取ってても

死ぬ人と死なない人がいるのに

死因にしてもいいのか、みたいな。

だから

「肺炎」

とか書く医者が多かった気がします。

まあ、最期は熱出したり、肺炎になったりすることも

多いので。

 

 

実は私はほとんどの方に

「老衰」

と書いています。

統計に貢献してるかも。

「老衰」という言葉に

「これだけ長生きされて素晴らしいですね。

お疲れ様でした」

という気持ちを込めて書いています。

いっぱい年を重ねて

「老衰」が死因って

胸を張って(?)いいことだと思うんです。

だめかなあ。

 

昔は「大往生」っていういい言葉がありました。

お葬式で

「こんなに長生きして死ぬなんて、めでたい」

って赤飯配ったりする地域もあるそうです。

興味深いですね。