週末はこの本を読みました。

 

 

70歳の独身男性が

100歳のお母さんを在宅介護する話。

 

いや~まさに老老介護。

 

ご本人が入院するときや

仕事などで

施設に短期入所されますが

基本的にずっと在宅介護です。

 

自分の立場と180度違う人の話は

なかなか勉強になります。

なるほど、そういう考え方なのか、

そういう気持ちなのかって。

 

これだけ愛情かけて介護されたら

本当に幸せだろうな~と思う反面

在宅介護だからいいけど

この調子で施設に入所されたら

ちょっと困っちゃうなと思ったり。

 

施設はどれだけがんばっても

やっぱり家族じゃないですからね。

その「こだわり」、

職員に求められたら絶対無理。

 

ちなみに

施設の価格の違いは基本、

人件費の違いです。

高いところは単純に、職員数が多い。

だから「こだわり」の強い方は

「高い」施設を選んだら

満足できるかもしれません‥。

某高級有料老人ホームでは

それぞれの方の好みの温度でコーヒーをだし

施設からふらーっと出て行っちゃったら

引き止めず、

そのまま黙って後ろをついて歩くって

言ってました。

すごいわ~。

 

どうしても私自身、

施設側の論理を押し付けがちなところもあるので

勉強になりました。

医ンピラ(チンピラ+医師、本文に出てくる感じの悪い医師のこと!)に

ならないよう精進したいと思います。