ご存知かもしれませんが
わたしのいる、
介護老人保健施設は
「在宅復帰支援施設」です。
建前上
リハビリをして在宅復帰するための
いわばリハビリ施設です。
もちろん
帰れない方もいっぱいいますが‥。
帰れない方には2種類いて
介護度が高くて無理な人と
実は帰れるよね~といいつつ、
家族の受け入れが悪くて
帰れない人がいます。
まあね。
わたしもわが親とは
介護はおろか同居も無理!と
思っているので(爆)
皆さんの気持ちはよくわかる!
でも
残された人生、
実際家にいられる時間は長くないから
帰れる人は帰ってほしい~。
もっと元気になったら‥、
○○ができるようになったら‥、って
日に日に年老いていくんだから
タイミング、大切ですよ。
細かいことは忘れてしまったんですが
「この人が在宅復帰できるかどうか」
を点数で表せる計算式というのを聞いたことがあります。
立てたら何点、
トイレに行けたら何点って感じで
掛け算していくんですけど
最後の最後、
「家族が受け入れ出来るか」
という項目があって、
そこまででどれだけ高得点でも
この家族欄が0点だと
掛け算なので答えは0になるという、
ものすごく現実を反映した式で
印象深かったのを覚えています。
在宅生活が
施設生活よりハッピーかといわれると
また悩むところですが
帰りたい、
帰したいと思っている人は
在宅生活に復帰できたらいいなあと
思います。