石飛幸三先生の

「「平穏死を受け入れるレッスン」

を読みました。

平穏死という言葉を世間に広め

そういう見送り方もある、という考え方を

世の中に提示してくださった

素晴らしい先生です。

 

先生が本を出す前から

平穏死というか

大往生は普通に行われてきたと思うのです。

わたしも

静かに見送ってきたこと多数。

でも一般の人に

「平穏死という送り方を候補に入れる」

のは悪いことじゃないと

わかりやすく教えてくださっていて

看取りの現場の潮目が変わったのを

感じました。

 

先日見送ったおばあさんのご家族が

ご挨拶に来てくださいました。

ジャズがとてもお好きだったので

お葬式でもジャズを流して

明るく賑やかに見送ったそうです。

いいなあと思いました。

 

人間はかならず死にます。

どんな死に方か選べないことも多いけど

最後の最後に良かったな~と

ご家族と言いたいです。