老人施設にもいろいろあります。

 

老健、特養、グループホーム、サ高住、有料老人ホーム、小規模多機能‥

 

ご自分にかかわりがなければ

何が何やらわかりませんよね。

病院勤めのお医者さんたちも全然わかってません。

何度説明してもわかってもらえません。

興味ないんでしょうね、たぶん。

 

さて、ここで問題です。

前述の施設の中で「医療保険が使えない施設」はどれでしょう?

病院受診したときに

受診料や薬代が3割とか1割負担で良くなる、アレですよ。

 

実は老健入所中は基本的に医療保険が使えません。

 

ではどうやっているのか。

 

老健入所中は老健の利用料金内で

老健から薬を出してもらったり、診察してもらったりします。

老健で手におえないときは病院に行きますが

その費用は10割、施設が負担します。

 

老健は医療機関であり、在宅復帰施設であり

長期利用施設ではないから。

結果的に長期利用してる人もいっっぱいいるのに!

 

というわけで、使っている薬が高い人は

老健に入所できないことが多いです。

パーキンソン病の薬とか、新薬とか。

特に新薬!

なんでみんな新しい薬が好きなんだろうって思うくらい

どんな高齢者も飲んでます(笑)。

 

先日入所打診があった人は

1錠1300円もする薬を飲んでました。

そんな高い薬が世の中にはあるんですね。

びっくりしました。

その薬代だけで約4万円。

他にも薬を飲んでらっしゃったので

とてもじゃないですが、老健には入所できません。

大赤字になります。

 

施設によってルールが違うので

ちょっと知っておくと便利かもしれませんね。