少し前にニュースになったので、
ご存知の方もいるかも。
http://blog.drnagao.com/2017/05/post-5799.html
老健入所中の方が
肺炎で搬送したが4日後亡くなった。
ご家族が対応に不満を感じて裁判へ。
それを
「発熱などの症状が出た時点で肺炎を疑い、
エックス線など必要な検査をして
適切な病院へ転院させるべきだった」
って、なんじゃそりゃ!
病院に転院してるやん。
治療されてるやん。
発熱で肺炎を疑うって何!?
裁判官、
そこまで言うなら
どのくらいの発熱でエックス線を
いつ撮影するか
明記してください。
この症例の詳細は不明ですが
老健で熱出す人なんて日常茶飯事。
それを全例レントゲンとか無理です。
無理だし、必要ないです。
こういう裁判が
医療崩壊、介護崩壊を招くんですよね~。
もめるくらいなら
全例病院に搬送しちゃえ!ってなります。
それは本当に正しいこと?
高齢者にとって幸せなこと?
家族さんとの信頼関係ができてなかったといえば
それまでなんですが‥。