昨日のブログにコメントありがとうございました
みんなありがとう
生きてるって最高だね
そして昨日の続きを書きます
抗がん剤を始めてから3週間で脱毛が始まり、一ヶ月で全身の毛が抜けると聞かされていました。
渡された本にも書いてあったし、先生からも看護師さんからもネットでも何を見てもそう書いてあった。
覚悟はしてたけど髪の毛なくなるなんて凄く辛いし、何で手術で苦しい思いしたのに今後も辛い思いしないといけないんだろうって思ってた。
そして、抗がん剤投与三週間後、脱毛が始まりました。
髪の毛洗えばいくらでも抜け落ちる、排水溝は毎日掃除しないと髪の毛で詰まってしまうほど。
床には髪の毛があちらこちらに落ちていて、一日何回もコロコロしました。
掃除機かけてもかけても髪の毛が落ちてる。
手ぐししたら、束で抜けるんだよ
抜けるのが嫌だから、ドライヤーをかけるのも止めました。
夏でよかった、濡れたままでいても風邪ひかないし(笑)
でも、脱毛はあるけど全部は抜けなかった。
後頭部はかなり薄くなって帽子かぶらないと恥ずかしいくらいだったけど、なぜか抗がん剤投与三ヶ月くらいで脱毛がぴったりと止まりました。
今、考えると毎日抜け続けてたのに髪の毛残ってるなんて、いっぱい髪の毛あったのね(笑)
先生にも看護師さんにも、珍しい、今までで初めてだって言われました。
先生、今でも通院で会うたびに、髪の毛抜けなかっ人初めてですって言うよ(笑)
ちょうど三ヶ月、抗がん剤の折り返し地点の時にCT検査しました。
エコー撮った時に、白い5センチくらいの影が映りました。
先生は、診察室から急いで出て行きトイレでも行ったのかなと思っていたら、戻ってくるなり、この影が何か調べる必要があると言いました。
再発と言う事はないとは思うけど、調べないと何とも言えませんと。
この時、思わず診察室で泣いてしまったな
再発って言葉が頭の中ぐるぐるして、これで再発してたら、今までやってきた事全部無駄じゃないかって。
もう無理じゃんって。
診察室出た後も、看護師さんの前でまた泣き出してしまったな。
この頃から、再発の不安がずっとよぎり、情緒不安定になってしまった。
四回目の抗がん剤の入院の時が精神状態最悪で、入院手続きしながら泣くわ病室行って泣くわ、看護師さん捕まえては泣くわで、もう大変。
一人になるのが嫌で、デイルームに行っては知らない人捕まえて、怖いので話して下さいって言ったり、実家に何度も泣きながら電話したり。
旦ナオは、カンパンをたんたん実家に預けてから病院に来て、夜カンパンを迎えに行って自宅に帰宅を繰り返してました。
それなのに、旦ナオが帰った瞬間に泣きながら寂しいって電話してたな。
ほんっと、今考えると大変迷惑をかけてしまった。
この時の旦ナオの事、一生忘れてはいけない。
ドラクエの事が原因で喧嘩しても、あの時の事を思い出して優しく大切にしないといけない。
ふふ 二人ともドラクエばりばりやってるから、喧嘩になる事もあったの。
今は、ちゃんと時間分けてやるようになったから大丈夫だけど(笑)子供か
結局、検査の結果 白い影はリンパ嚢胞でした。
大きくなったら、針を刺して液を抜き取らないといけないんです。
麻酔なしでやったんだけど、これまた痛いのなんのって。
アソコから針を刺して抜き取るなんて聞いてないっつうの
一度で抜けきれずに、何度も刺されてね、、、
でも、これで再発ではない事が分かり、不安定な状態は治りました。
この時ね、足の裏にほくろみたいなのが出来て、これがまた皮膚ガンじゃないかとか疑ったり。
色々不安な事があったから、おかしくなっちゃったんだよね。
これは、ただのシミでした(笑)
無事、6クール終わり一ヶ月しないうちに、セカンドルックで再び手術。
お腹をまた開いて、細胞採取と 目で見てガンがないかのチェック。
もう手術は嫌なのにー
この時の手術は、簡単で一時間くらいで終わると言われていたけど、全身麻酔だしお腹切るから、また歩く練習からしないといけないし憂鬱だったな。
手術は朝9時からだったから、旦ナオは8時半に来ないといけなかったのに、時間を1時間勘違いして遅刻してきました(笑)
8時の時点で、私に朝ご飯やデザートの写メ送ってきてたから(笑)
ここで、直ぐに終わる予定だった手術が長引いたんです。
4時間旦ナオは待ち続け、とても不安だったそうです。
お腹開いたら、腸が癒着していて、それを剥がしていたそうです。
手術の何週間か前にお腹が痛くなって死にそうになった事があるんです。
夜中に何時間も苦しんで救急車呼ぼうか悩んだけど、病院行ったら絶対入院になると思って行くの我慢した時があったんです。
6時間くらい我慢したかな。
まじ痛かったな(笑)
考えてみたら、それも腸の癒着が原因だったんだね。
我慢してその時は平気だったけど、我慢はするもんじゃないですね。
手術後は、麻酔か痛み止めか分からないけど、体に合わなくて何度も嘔吐しました。
三日後には普通に歩けるようになって、驚かれる程の回復力。
体調次第で退院が決まるから、1日も早く帰りたくてそのパワーで元気になっていった。
一週間で退院でき、それからは月1の通院になりました。
セカンドルックの結果も問題はなく、今に至ります。
毎月、腫瘍マーカーと内診でチェック。
来月はまたCTがあります。
元気に楽しく毎日過ごしてるけど、やっぱり不安はあります。
病院に行った時に、腫瘍マーカーの値が上がってるって言われたらどうしようとか。
この不安は、きっとおばあちゃんになるまで続くんだろうな。
ガンって健康診断してても発見できない。
人間ドッグで、隅々までチェックしても早期発見されない事もあるとも聞きます。
入院してる時に、病院だから当然だけど、ガン患者の人いっぱいいました。
病院は面倒くさいけど、美味しいもの食べたり、大好きな人やワンコや家族や好きなものに囲まれて楽しく一生を過ごせるように、ちゃんと行かないといけないと思います。
手遅れにならないように。