ロックグループ「頭脳警察」のギタリストであったPANTAさん(中村治雄)が
去る7月7日にお亡くなりになったそうで・・・
驚きました
ご冥福をお祈り致します(-人-)
読売新聞のオンラインサイト参照
享年73歳かぁ・・・
平均寿命が延びた今日では70歳代での訃報も早すぎた死・・・
と感じてしまいます。
死因はは肺がんのようです
タバコとか吸われてたのかなぁ
残念です。
私は一昨年に父、今年に母を失いましたが、共に80歳を過ぎた辺りから
いろいろと体調に変調が生じ自分の思い通りに動けなくなった感じ。
私は自分の人生を80歳まで生きる段取りで考えています(いわゆる「終活」というヤツ)
それが70代前半で絶たれたら・・・いろいろと残念に感じるんじゃないかな
人生いろいろですけどね。
でも逆に長生きし過ぎるのもなんだしなぁ・・・
頭脳警察は政治色が強い色々とヤバすぎるロックグループとして際立った存在。
東の「頭脳警察」に西の「村八分」だったっけ
私の学生時代は洋楽一辺倒で頭脳警察の名前は知っていましたが
邦楽ロックはほとんど聞きませんでした。
それが・・・就職してから頭脳警察のCD買ってその過激さと先鋭さ、
そして叙情的な歌詞に驚いてしまった次第です。
1990年の同志社大学構内のコンサートだそうで。
「頭脳警察」代表曲である、世界革命戦争宣言→銃を取れ、
そしてノンセクト赤ヘル学生の演説。
1980年代に東京の学校に通っていた私的にはノンセクトと言えば黒ヘルというイメージ。
京都では赤ヘルなんですねぇ・・・それだけブントの影響力があったのかな。
過激なアジテーションのような歌詞と歌い方。
「世界革命戦争宣言」は共産同赤軍派の政治的アピール。
それを曲に乗せた歌ですが・・・
まぁ「極左冒険主義」で「左翼小児病」的な内容なんですけどね。
ある意味「若気の至り」的でもありますが、これを中年の年代になっても貫く。
その潔さに魅力を感じるわけです。
凄いね。
オフコースやRCサクセションはフォークデュオだったのが
メンバーを補強して「大成」していったのに対して、
あくまで2人の世界を貫いた頭脳警察・・・ですか。
あ~・・・それから私も左利きなんで、
ポール・マッカートニーやジミヘンと共にPANTAさんも好き
現在持ってる頭脳警察のCDは・・・
頭脳警察1と頭脳警察2と幻野EVIDENCE(’71三里塚幻野祭ライブ)、
それにベスト盤2枚の5枚かぁ
初期のしか持ってなかったんだな。
頭脳警察2のCDを買った時点では頭脳警察1はまだ発禁状態でしたねぇ
銃を取れの次のマラブンタ・バレーという曲
疲れ果てた体を震わせるのは、あの馬鹿どもが歌う演歌だけ
ネクタイ絞めて役所に通えば、待つのは死んだ魚の目だけ
鼻水垂らしてグチグチ言うやつぁ、犬小屋で残飯食べてりゃ良いのサ
歴史の怖さを知らないヤツとはぁ、一体どっちか考えモンだぜ
ストレートなロック。
ここまで強烈でストレートな歌詞は見たことないなぁ
これぁ反権力・反体制志向があった当時の学生・青年労働者に
絶大な人気があったのもそりゃ頷けます。
まぁ「さよなら世界夫人」のような歌詞も良いですがねぇ
久し振りに頭脳警察1を聞こうかと思ったら・・・
中にはファー・イースト・ファミリー・バンドの「地球空洞説」の円盤が
FEFBとは渋いなぁ